氷菓 22話 「遠回りする雛」
その内キャプチャしたの載っけてみたいけど、許可とか必要なのかな?
幾つか変えてくとしたら、単純に描写として切り取った部分と自分の感想の2つは分けないと意味分からなくなるか。
舞台
旧暦合わせの生き雛祭り。桜の3Dモデリングが映えていた。
「生まれて初めて言われた」
この男衆プレッシャーは確かによそ者の奉太郎が入り込んだ場所っていう感覚としてキツイというのが測れるものがある。
この衣装合わせの時えると会話っていうシーンは、感覚は古風な時代でいう所の「姫との謁見」という環境に合わせていたのか。原作で読んだ時はそんなに気にしていなかったけどそういうシチュエーションの代理という訳だったのか。公の場というか、よその人間を含めた会話の中での距離感の違いには驚く。
実際のひな祭りの場面。
嘆息のある「あぁ〜」っていうセリフ。この辺は声優のなせる技か。
舞台設定が完全に現代で、和風な感覚は久々に受けた。
終わった後
「まあ、それなりに」
「今日はただの男雛だ、こんな気楽な身から虚言は出ないよ」
この2つの会話はうまくそれまでの重めの軋轢もほぐしたか。
ラストの自転車を引いて帰る場面、この空の色が異様と言ってもいい位だが、確かにあの夕焼けから夜になるまでの合間にあの色合いになる瞬間は存在すると思う。後は心象的にどのくらい受け入れられるかか。
「紹介したかったんです。」の時、えるは目を伏せながら言うのか。
まとめ
この話に関しては素で見たまんまだと、どうしても卒業進路に対しての告白の場面から大量のえると奉太郎のアップシーンカットが多く、あまりにも盛り上げ方も含めていい意味でコテコテの良さがあってアツすぎて見きれなかっただろうが、自分の場合は原作を既読だったためにどうにか周辺の状況とかアニメ的に冷静に見ることが出来た。
・・・でも空想で終わるのはある意味ほろ苦さ。「もう春です」の肯定的解答を暗に示してくれたのはせめてもの救いか。