忘備録

考えたことを書いて忘れる用の何か。

アニメ アイドルマスターシンデレラガールズ 6話 感想

準備、同時デビュー、観客、恥
中々に複雑な回。
というより今の自分の視点から見ると幼さが大きく見えてしまった回ということになるか。
未央の人の目を集めたり、リーダーとして前に前に進めていくという目的意識と現実との乖離みたいな物が大部分を占めている話・・・なのはラストだけで、そこまでの組み立てとか、ラブライカの歌うシーンとかも含めての6話だったんだけども、やはり最後の所である種の爆弾みたいな物があった作りになっていたと。
更にPはPでワケありなようで、部長との会話なんかで少なくとも過去に中規模程度の何かがあったという部分と、それを踏まえた上で今回の最後に未央に「当然の結果です」としっかり告げた所で、綺麗に(マイナス方面に)噛み合ったという結果になったんだろうなという話の見せ方をしている様に感じた。
最初にバックダンサーで出た時と今回のライブの規模感の差にある種未央が悩んだというのは、自分としては割と単純に抑えてしまえて、そこは未央の原動力になっていた部分であるでかい会場で歌いたいのとそうでない現実のと差がまだ埋まってなかったという言い方で収められる。
ある種なんだか未央のしょうがない部分かなとも思ってしまう。
そこはそこで今後の盛り返しというか盛り上がりまでの流れの一部と考えていいのではあるけれど、どうもあのPは一癖どころか爆弾クラスで何か過去にやらかしており、おまけにそれを完全に引きずりながら尚且つ、囚われた結果が今の慎重派な行動、言葉少ない言動に繋がっているとはっきりと画面の中で示してしまったおかげで色々また問題の部分が未央だけに限らず増加したのを示した回だった。
これはPは一人の人としてなんだか恐い事になってしまうような雰囲気もあるし、未央より傷が深そうな問題だろうなと。
ラブライカのダンスのシーンはよかった、いいだけに段々と歌でNGのデビューを被せて呑み込んでしまう所とかも危険な雰囲気が出てきたのがやっぱり演出としての効果が大きいか。
未央の観客とか大舞台を気にする不安感というのは序盤から、もっと言えば3話の不安を解消するための手段の延長線上にあっただけになんともしょうがないような気分になる。
練習が上手くいくし、綺麗にデビューしたが故にラストの辞める騒動が強く真っ直ぐには見えなくなってしまう。
そんな回。