忘備録

考えたことを書いて忘れる用の何か。

アイドルマスターシンデレラガールズ 22話 感想

ライブの成功、セトリ変更その他現場の判断を評価して冬まではCP延命、クライマックスになるであろう卯月の落ち込み。
文香のダウンっていう人物チョイス以外はあらすじにおいてそこまで悩む所は無かった。
ある意味21話からクライマックスにかけてありそうな流れとして事前に予想していたのと同じだった。
が、それは受ける印象や感想とは別問題で、裏側の描写を徹底しているだけに素直にライブシーンを楽しむ余裕がどんどん消えていく。
そういうハラハラと切迫感が全面に出ていて、なんだか妙に不安感が先行するライブだった。
アーニャやTPライブやその他の活躍シーンは評価するべき所で、事前の緊張をほぐしていく様子なんかも絵としてよく見える。
そういう3話の展開をなぞってはいるものの、これはこれでライブの終わりまで行って評価を受けてるのにしっくり来ないのは新しい視点だろう。
感覚としては成功しているライブとダウンしてたり判断ミスをしている常務のシーンを入れていたりする所が6話のライブシーンを思い出させる。
常務に関しては全部思い通りにならない部分までは想定してないのは少し残念、多少のエラー込みで物事を包括的に考える人かなと思ってたが、高みから見物する故の失態として現場にいるPが出番になる必要があるという展開なのではしょうがないか。
それならもっとライブ専用の指示系統あってよかった気がするが、正直ライブ運営してないので分からない。
急遽の指示変更がどういう結果を招くかの知識もどちらかと言うと制作側のノウハウが多いだろうし、特に自分が言える部分でもない単純な感想の1つか。
その後に自ら反省したのか即現場を視察する辺りはいいイメージがつくが、それはそれで常務という位置だとどうなんだろうと思ったりもしなくもない。
しかし、そういう常務側にこそ意識の変化みたいなのがあるという部分が重要な回ということなんだろう。
卯月に関してはきっちりキャラから踏み外さずにここまでダウナーになったのは丹念に積み重ねをやった成果というべきか、さすがにセリフ的にも言わせすぎという部分を感じなくもないんだけど、やりきったなら逆に評価ポイントかなと思う。
時計も12時を回ったのでここからはどういう解釈を施してガラスの靴とシンデレラというモチーフを使っていくかが興味深い。