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忘備録

考えたことを書いて忘れる用の何か。

涼宮ハルヒの驚愕の先行掲載までの考察(3)

・なぜαとβに物語が別れたのか?

この問題はタイトルにある「分裂」と「驚愕」からあるようにメインの主題であることは間違いない。

自分の考える方法では2通りあって、「物語がαとβの二つに分裂」と「SOS団と同等の存在ができたという分裂」

この二個が物語のトリックになっていると思います。

まず一つ佐々木を「神」とした勢力がしっかりと確立した為に世界が新しく作られ、αとβになった。という考え方が先ず思い浮かべました。しかしこれは下の条件を満たしたからであるので、まだ可能性としては残るものの、直接的な原因ではないと思われます・


αとβに別れた直接のきっかけは電話の相手が違うことでした。
αでは「キョンのことを先輩といい、これからお世話になると言うわたぁし」
βでは「もう一つの勢力との会合の誘いをする佐々木」
 
ここが分裂ポイントだった訳ですが、 冒頭のキョンのプロローグでは「誰か新人がこの部室を定宿とする総勢五名からなるメンツに分け入って、そのまま定着することはなさそうだ、と。」といった後、
 「結果としてその俺の予感は文字通りに半分当たりで半分はずれることになる」と言っている。
 
 おそらくこのキョンが言うようにαの新人「わたぁし」はほぼ間違いなくSOS団に加入することになり、それが半分当たり。もう一方のβは誰も加入せず半分外れ・・・と言う流れを予想。


そうするとこのαとβはどういう原因で分裂したのか?
 
佐々木とハルヒのキョンをめぐるやり取りからそこを考えてみます。
 佐々木はハルヒにあったときに「親友」の言葉と「勉強を教えないと塾に行かされる事になる」というアドバイスを教えます。前々回の(1)で示したようにハルヒと佐々木の間に「キョンは特別です」という共通認識が出来た訳ですが、
 
αではハルヒその指示を忠実に実行し、キョンに勉強を教えるハルヒがいます。また新入部員を希望するキョンがおり、その通りにキョンの気を引くキャラがまるでいきなり現れたかのように登場します。
 これはつまり、ハルヒがキョンの望みを叶えていることに他なりません。


何故そのようになったかと言うと、閉鎖空間内での古泉が疑問に思ったようにハルヒはどうしようもない感覚に対して思考実験を行っているのではないか?
 
世界をαとβに分けたのはそこが原因で、ハルヒが佐々木のことを注意しなかった世界がβとなって、恋敵とまではいかないものの警戒心を払いキョンをある程度希望のかなう状態にさせてあげたのがαということとなります。

こうすることによって、実際に気を配らない世界(β)では、ハルヒの能力は薄れ別側の勢力が逆に伸びた結果、佐々木団が増長していて、
気を配る世界ではそれが起きない。
しかしどちらもハルヒ起因の不思議パワーは発揮されます。


 先行掲載を見た感じだとこんな感じです。次回では二つの世界でそれぞれ起きた超常現象の考察と、この二つの世界の統合・解決方法を考えてみます。